アコード

Accord

意味
複数の香料が溶け合い、元の素材が個別に聞き分けられなくなった状態の、一つのまとまった香り。素材の足し算の結果ではなく、分けて聞けなくなったところで名前がつく。
使い方
ラベンダーとクマリンとオークモスを一定の比率で組むと、どれでもない乾いた石鹸のような調子が立ち上がる。ラベンダーの匂いがはっきり分かるうちは、比率がまだ合っていない。
語源
フランス語の accord(調和・和音)から。音楽の和音になぞらえた呼び名。
豆知識
「アンバーアコード」のように、実在の素材名ではなく再現したい印象の名前として使われることも多い。アンバーは名前の由来である龍涎香を使わずに組み上げるのが普通である。
関連分野
和音は耳のいい人ならそれぞれの音を取り出して聴けるが、アコードは取り出せなくなることが成立の条件になる。比喩は途中までしか重ならない。

関連用語