アンフルラージュ
Enfleurage
- 意味
- 精製した脂を塗ったガラス板に生花を並べ、花が放ち続ける香りを脂に吸わせる抽出法。熱を加えないため、摘まれたあとも香りを作り続ける花から時間をかけて集められる。
- 使い方
- 花を毎朝入れ替える作業を数週間続け、香りを吸った脂(ポマード)からアルコールで香料を取り出す。
- 豆知識
- 南フランスのグラースに集まったのは、この町がもともと皮なめしと手袋の産地で、脂を精製して匂いを抜く技術が革のために先にあったからである。
- 関連分野
- 摘採後の花が香りを作り続けるという現場の経験知は、二十世紀後半のヘッドスペース分析によって数字で確かめられた。消えたのは手順であって、そこで見つかった事実は残っている。